大泉学園,練馬区 眼科,小児眼科

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月・火・木・金曜日
午前 09:00 - 12:00
午後 15:00 - 18:00
土曜日
午前 09:00 - 12:00
休診日
水曜日・日曜日・祝日
最終更新: 2022年7月14日

白内障 (一般眼科)

当クリニックでは白内障の患者様はその方のご希望、ニーズによって、一番その方にあった手術施設をご紹介しております。
入院しての手術がご希望の方、日帰りが良い方、家から近いところがご希望の方、多少遠くても名の通った有名な先生に是非やってもらいたいという方、さまざまですので、じっくりお話を伺った上で、最適な施設を一緒に選んでいきます。


白内障とは

目の「水晶体」が灰白色や茶褐色に濁り、物がかすんだりぼやけて見えたりするようになる病気です。

水晶体が透明なため、光をよく通します
水晶体が濁ると、光がよく通らなくなります
参天製薬HPより引用


ごく初期 のうちはほとんど自覚症状はありません。水晶体の混濁が進行してくるに伴って段々ぼんやりとかすんで見えるようになってきます。
最も多い症状としては、

  • うす暗い所では異常はないのに、外や明るいところではまぶしくて見にくい。
  • 徐々に視力が低下して、目がかすんでいく気がする。

などがあります。

また、映像が2重・3重に見えたり、屈折力が増すことで、近くのものがかえってくっきり見えることもあります。

そして、混濁が強度になると日常生活にも支障をきたすようになり、最後には全く何も見えなくなってしまいます。

目がかすむなど、何か不安なことがあれば、一度ご相談ください。


白内障の原因

白内障の原因としてもっとも多いのが加齢によるもので、一般的に「加齢性白内障」と呼ばれています。

加齢性白内障は一種の老化現象ですので、高齢者ほど発症しやすくなります。
個人差がありますが、早い人では40歳代から始まり、80歳代では詳しく検査を行えば大部分の人で白内障が発見されます。

また最近では、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの合併症として、若い人の発症も増えてきています。

その他の原因としては、外傷によるもの、先天的なもの、薬剤による副作用、そして他の目の病気に続いて起こるものなども挙げられます。

【白内障の種類と原因】

種類
原因
加齢性白内障 加齢
全身疾患に合併する白内障 アトピー性皮膚炎  糖尿病など
先天性白内障 風疹など
外傷性白内障 目のけがなど
併発白内障 ぶどう膜炎
その他 放射線  薬剤(ステロイド剤)

白内障の治療

白内障が軽度で日常生活に支障がない程度であれば、点眼薬や内服薬で進行を遅らせることができます。
しかし、あくまでも水晶体の濁りを遅らせるもので、症状の改善や視力の回復にはなりません。
白内障が進行して日常生活に不自由を感じるようであれば、手術をすることになります。

白内障の手術
現在行われている白内障の手術は、主に水晶体の濁りを取り除き、人工のレンズ(眼内レンズ)を移植する方法(超音波水晶体乳化吸引術)が取られており、網膜や視神経、角膜などの他の部分に問題がなければ、視力低下の回復が期待できます。
白内障が進行して、水晶体の中の核が硬くなっている場合は、核を丸ごと取り出す手術を行うこともあります。

【超音波水晶体乳化吸引術】

手術には、約3~4日ほどの入院が必要となります。

後発白内障のレーザー治療
白内障手術後、数ヶ月~数年してから、、またまぶしくなったりかすんだりすることがありますが、これは後発白内障と呼ばれるもので、手術の際に残しておいた水晶体の後嚢が濁ってくるために起こります。
後発白内障は、簡単なレーザー治療で済みます。また視力もすぐに回復します。